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  ・第1回

2008.02.01 ごあいさつ    (2008.04.06 一部に不適切な表現がありました為改訂)


と、いう事で2008年2月1日をもって、正式に
レコード会社、グルーヴ・ノート株式会社が設立致しました。
ご協力いただいた皆様、厚く御礼を申し上げます。

昨今の技術の発展や機材の価格低下に伴いまして、制作費の安く済むDTM/DAWベースや、
バーチャル・シンガーの登場で、簡単に卓録ができる時代がやってきました。

そして、ニワンゴ社様によるニコニコ動画の登場やクリプトン・ フューチャー・メディア社様
による 新たなボーカロイドシリーズの登場によって、また、その時期が重なった事によって、
埋もれていた才能が、作家さんたちが、より発掘できる環境になった事は事実です。
非常に喜ばしい事と考えています。
「原石」と交流したい、お互いのスキルをを高め合いたい、 そんな単純な音楽バカ的な
発想が頭に浮かびました。ただただ、良い音楽と出会える事が心地よいと・・・

2007年のキャラクター・ボーカロイド・シリーズの登場で音楽制作(作編曲)に関しては
新たな市場や土台が確かに生まれました。 クリプトン社様は素晴らしいソフトを
開発したと同時に、同人制作作品でのリリースという市場をさらに広げた形にもなります。
これは、従来の音楽業界ビジネスの土壌とは明らかに変化してきています。

また、ニコニコ動画の「歌ってみた」により、高いチケットノルマを払わずに
手軽に沢山の批評を得られる「歌い手」が育つ土壌も整いました。
ですがそれで終わってしまってはせっかくの土壌がもったいないです。

ニワンゴ様に対しては大変に失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、
著作権をあまりにも ないがしろにするニコニコ動画のユーザーモラルに対しての
業界との溝・・・今、音楽業界は課題も山積みです。
原盤権、著作権、二次創作を含め、音楽業界の発展を望むには、
いかにして取り組んだらよいか、JASRAC様とはどのように接するべきか?
これから、レコード会社、ライブハウス、スタジオ、放送局などの
経営はますます厳しくなっていくでしょう。
果たして昨今のそれが、日本の音楽市場をどこへ導いていくのでしょうか?

私は不安で不安でたまりません。この2007年からの流れは、
これ以上使い捨ての音楽をどれだけ生み出すのでしょうか?

ボーカロイドは素晴らしい技術です。
日本が世界に誇る、革命的な発明だと信じております。
しかし、今のニコニコ動画などを利用した楽曲の発表の方法で、
10年後、人々の記憶にその楽曲たちは残っているでしょうか?
今がチャンスです。ミュージシャンの皆様は、才能を世間に披露するチャンスです。
我々業界側は、その才能を発掘するチャンスなのです。
そして将来残るのは、あくまでもきちん著作権管理された楽曲、
(例えそれがJASRAC様の手によるものでなくても)なのではないかと考えています。

その中で思うのは、今後のネットワークを利用した
ワールドワイドな活動への可能性や二次創作による新しく多面的な解釈など
個人的にこの一連の流れは非常にユニーク有意義な物だとも信じてもおります。

そして、最終的には ユニット・バンドによる演奏や、ライブ。
そして
ニコニコキャラバンや合唱祭のようなクラブイベントだと
信じております。それが、音楽業界における「エンター
テイメント」だと。
つまり、音楽、映像、デザイン、舞台装置等も上手く融合した形が
最も優れた「エンターテイメント」だと最近は特に感じます。

そういう意味では、ニコニコ動画は非常に優れたエンターテイメントであると
感じております。これも日本が世界に誇る新たな「文化」を創造したといえるでしょう。
しかし、残念ながら音楽「業界」を発展させるものではない事はないと考えます。
私もニコニコ動画を見ない日はありません、という程のニコニコユーザーです。
しかし、こと音楽に関して言えばあまりにもグレーゾーンな部分が大きく、
この著作権をきちんと管理でき、出口として形に残せることができたなら・・・
と色々考えた末、ユーザー代表として(と言うとあまりにもおこがましいですが)
その出口の一つになろう、ユーザー自ら起業しよう、という考えに至った訳です。

また、弊社は関西に活動の拠点を置いております。
東京に出て行かないと音楽はできないのか・・・そんな事は無いと思います。
私の場合は関西における音楽活動事情にも不満を抱き、という
目的もあり、会社を設立しました。多国籍的なブラック・ミュージックに近い
感性と、感情的で、情熱にあふれる関西独自の音楽性を、文化を薄れさせずに、
関西在住でデビューさせてあげたいアーティストがたくさんいます!
彼らの力になってみせます!インディーズだからできる事、沢山あると思います。
特に関西においては楽器の生音にこだわってやっていきたいと考えています。

以上の2本の柱から、私は起業する決心を致しました。
メジャー流通も利用できる環境を整えた、インディーズのレコード会社です。

さらに弊社は、同人音楽家様達も応援していきたいと考えております。
矛盾した言い方になりますが、できる事ならばオリジナル楽曲で同人音楽活動をされて
いる方々には、同人委託販売のネットワークを使わずに活動して欲しいと思っております。
同人音楽家様自身もそう思っている方が沢山いらっしゃるのを知ってしまったからです。
もちろん、同人のネットワークはそれはそれで理解をしておりますし、M3にも顔を
出しております。そこには、きちんとオリジナル楽曲を発表されている方、少しでも
多くの方に自分の才能を聞いて欲しいと思っていらっしゃる方も、沢山いらっしゃいます。
才能の宝庫です。私がM3に出かけるのもスカウトマンとして出向いております。
一方では、著作権を侵害した作品作りを楽しんでいらっしゃる事も知っております。
それはそれで音楽の楽しみ方の一つだとは思います。
しかし、その著作権を侵害した作品作りや、イメージを侵害する作家様達により、
なかなか世間には良いイメージを持たれないのが「同人音楽界」の実情です。
それに、「同人ならなんでもあり」的な発想がオタク文化を想像させるのも非常に
不愉快で、もったいない話だと私は思います。「同人音楽家」という言葉の意味を
理解しておられる方が果たしてどのくらいいるのでしょうか?かくいう私も、そんなに
昔から知っていた訳ではございません。しかし、実際に参加して触れる事により、
「同人」という言葉そのものに引っ張られて「同人音楽界」が損をしている気がして
なりません。そこには、正々堂々と音楽活動をされておられる方がいらっしゃるのに・・・
また、「なんでもあり」の発想から、著作権管理が非常に曖昧な世界だとも感じております。

きちんと著作権管理をして、10年後、20年後も残る音楽を作り上げたい。
そして最終的には、良質な「エンターテイメント」を作り上げたい。
そして、日本の音楽業界ネットワークの発展を、心から願っているのです!

本当に音楽を心から愛している全国の皆様へ・・・
ご理解、ご支援のほど、よろしくお願い致します。

そして関西の皆様、今後とも厚いご支援をよろしくお願い致します。


 「Groove note」
グルーヴ・ノート株式会社
                           代表取締役 谷 康隆

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